講座イベント「北御堂ゼミナール 貧困の克服に向けて」が12月25日、大阪・御堂筋沿いの北御堂(大阪市中央区本町4、TEL 06-6261-6796)で開催される。
同所の公開講座シリーズ「北御堂ゼミナール」の第2弾として開催する。国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」に挙げられた17目標の1つ「貧困をなくそう」に賛同した同所が、まず貧困問題の現状や課題を知るための講座として企画したという。
講師は大阪府立大学の山野則子教授。山野さんが中心となってまとめたという、大阪府が2016年度に実施した「子どもの生活に関する実態調査」を教材として、行政主体による子どもの貧困対策に関する具体的取り組み、協力体制や活動展開などの事例について講演する。
担当者の高谷量照さんは「子どもや社会の未来について関心がある人に多く来てほしい。貧困を無くすという目標に向け、継続して取り組んでいきたい。当講座で貧困について学んだ後は実践に移していけたら」と意気込む。
開催時間は18時~19時30分。参加無料。