器の販売イベント「うつぼのほのぼのうつわいち」が11月3日・4日、大阪・靱本町近くのオーダー家具店「TREE-C FURNITURE」(大阪市西区靱本町1)周辺で開催される。
会場となる同店と、器と雑貨の店「DANDELION」(靱本町1)の共催イベント。「DANDELION」のほか、陶器工房「CRAFT ARTS 天」(阪南市)、移動型セレクトショップ「うつわ屋・東西南北」(岡山県)、花と器の店「plants&keramik kakine(カキネ)」(堺市)が出店し、陶器や磁器、漆器などの器を販売する。
「DANDELION」の野田啓介さんは「当店は7月に開店したが、オープン前に今回の会場である『TREE-C FURNITURE』前でポップアップショップをオープンした際、『靱公園近辺の活性化のため、陶器市を開いてほしい』という話が出たことが開催のきっかけ」と話す。
会場は「TREE-C FURNITURE」のガレージを中心に、道を挟んだ向かいにあるカフェ「BLUE+BLUE」の前にも出店する。「BLUE+BLUE」は、「DANDELION」で販売するコーヒーカップなどを使い、抹茶ラテなどを提供する。和装で来場し商品を購入した客には、1ドリンクサービスする。
飲食店として、イタリア料理店「Chiocciola(キオッチョラ)」(土佐堀3)がハンバーガーを販売するほか、カフェ「大阪茶会」(北区天神橋2)が抹茶と菓子を販売する。
アーティストのかおかおパンダさん、tomio_parkさんによるアート作品や雑貨の販売、ライブペインティングも予定する。
野田さんは「秋は全国各地で陶器市が開催されているが、場所は地方が多く、都会の人には行きづらい所も多い。街なかで開くことで、普段オフィス街で働く会社員にも器を買いに来てもらえるのでは。それぞれの店で器の産地など得意分野が違うので、バリエーション豊かな器がそろうはず」と話す。
「今後も定期的に開催できればと考えている。開催を重ねるごとに出店数も増えていけばうれしい」とも。
開催時間は11時~16時。