担々麺専門店「喜界島担々麺 香 北の浜部屋」(大阪市中央区高麗橋2、TEL 06-6575-7688)が9月13日、大阪・北浜にオープンした。
親方(店主)の白石孝夫さんは元力士で、九重部屋に所属していたが1997年に引退。引退後は中華料理人としてホテルのレストランなどで約20年間修業を重ね、2017年から西中島で「喜界島担々麺」としてランチのみ間借り営業を行っていたが、ディナー営業を始めるため北浜に移転した。
看板メニューは鹿児島県喜界島産のゴマを使った汁ありの担々麺。白石さんによると、日本に流通するゴマは99.9%が輸入品で、喜界島産のゴマは0.07%しか流通していないという。喜界島産のゴマを100%使う「喜界島担々麺 100%」(1,500円)と、輸入練りゴマを合わせた「喜界島担々麺 ブレンド」(1,000円)の2種類の汁あり担々麺を用意する。
汁ありのほか、汁なしの担々麺(900円)も提供する。白石さんは「ゴマベースの汁ありと違い、汁なしはしょうゆと黒酢をベースにした味付けで、辛味や痺れる味を楽しめる」と話す。
夜は担々麺のほか、「麻婆豆腐」(480円)や「よだれ鶏」(380円)、「自家製焼き大根もち」(2枚280円)などの中華料理を提供する。
担々麺を注文の客は麦ご飯がセルフサービスで食べ放題となる。担々麺以外の単品メニューのみ注文の場合は1杯200円、食べ放題400円。白石さんによると、自分で必要な分だけ茶わんに盛ってもらうことで誰もご飯を残さなくなったという。
ポイントカードは相撲の番付風になっていて、ランクアップごとの特典を用意するという。白石さんは「大阪場所などのタイミングで、ポイント番付上位者と実際の相撲部屋見学ツアーなどもできれば」と意気込む。
営業時間は、11時30分~14時30分、18時~21時30分。