ホテル「三交イン大阪淀屋橋~四季の湯~」(大阪市中央区高麗橋4、TEL 06-6228-3539)が9月15日、大阪・淀屋橋にオープンした。
三重交通グループの「三交イン」(名古屋市)が展開するビジネスホテルチェーンの13号店で、関西には初出店となる。地上14階建て。客室数は、シングル66室、ダブル42室、ツイン6室、ユニバーサル1室の115室。
「光明石」を泉源体とする人工温泉の大浴場「四季の湯」を男女別に開設。「ゆず湯」や「ローズマリーの香り」など季節ごとに異なる香り付きの湯を提供する。
3階は女性専用フロアで、10室を備える。女性フロアの設置は同チェーンでは初という。女性専用客室は、全室に美顔器とヘアアイロン、一部客室にマッサージ機を設置する。
歯ブラシなどのアメニティや枕は、フロント横の「アメニティBAR」「まくらBAR」から宿泊客自身が必要な物を選んで使用する。枕は6種類、歯ブラシは3種類から選べる。
ビュッフェ形式の朝食は1,000円で提供する。他店でも置く定番の料理のほか、「たこ焼き」「串カツ」「明石焼き」などの「関西らしい」メニューも用意する。
業務部長の岡安宣彦さんは「当チェーンの他店舗と比べダブルやツインの割合を増やし、ビジネスだけでなくインバウンドやファミリー層などの観光需要にも対応する。関西でも『三交イン』の知名度を上げ、三重県や東海地方へ来た時に使ってもらえたら」と話す。