大阪ガス本社ガスビル(大阪市中央区平野町4)御堂筋側で5月20日から、「第5回御堂筋東北復興支援バザー」が開催される。
同バザーでは、東北の復興を支援する各種団体が出店し、東北の施設で働く障がい者による製品や東北地方の材料をもとに作られた物品や名物・海産物などを販売する。大阪ガス、りそな銀行、明治安田生命などの社員が善意の気持ちで持ち寄った古書によるブックリサイクルや各ブースでの募金も実施。各ブースの売上金は、出店団体を通じて復興支援に役立てていく予定だ。古書の販売による売上金や各ブースでの募金は全て「あしなが育英会」へ寄付し、東日本大震災遺児支援のために役立てる。
今回は、ガスビル1階のフラムテラス内でも被災地の復興状況や文化に触れることのできる映像やパネルも展示。スープデリ「feu-feu」では、東北の食材を使った特別メニューを期間限定で提供する。「こうした事で、震災から3年以上経過した被災地東北の現状を五感で感じてもらおう」と企画されたという。
同社・社会貢献室の愛川さんは「東日本大震災から3年が経過しましたが、まだまだ復興への支援は必要。未曽有の大震災を風化させない意味でも、御堂筋東北復興支援バザーを開催する事で支援の輪を広げていきたい」と話す。
開催時間は11時~18時30分。今月23日まで。