靱公園(大阪市西区靱本町)で5月21日・22日、「靱公園バラ祭 くらしとみどりフェスタ2016」が開催される。
1955(昭和30)年に開園した同園は広さ約9.7ヘクタールの西区最大の総合公園で、園内にバラ園やテニスセンターを備える。
2006年に民間団体「靱公園くらしとみどりネットワーク」が、開園50周年記念イベントを官民一体で開催。翌2007年から、同公園のシンボルであるバラにちなんで「バラ祭」と名付けて毎年5月に開き、今年で10回目。昨年は2日間でおよそ4万人が訪れた。
同団体代表の前波豊さんは「来場者に楽しんでもらうだけでなく、運営する側も楽しんでやってきた結果、気が付いたら10回目を迎えていた」と話す。
当日は、ケヤキ並木沿いに70以上の物販や飲食ブースが出店。同園のバラを管理する専門員によるローズツアーや、トーナメント制のテニス大会やテニスの体験教室などを行う。22日にはバラ園をステージに見立てたフリーライブも。
初の試みとして、和歌山県印南(いなみ)町と特定NPO法人「兵庫介助犬協会」からゲストを招き、同町の特産物や介助犬のPRブースを設ける。21日には「公園を生かした都心の暮らしづくり」をテーマに、日裏町長、高野西区長、前波さんによるトークイベントを実施する。
開催時間は10時~18時。入園無料。