「江之子島文化芸術創造センター」（大阪市西区江之子島2、TEL 06-6441-8050）で11月21日、「えのこじま凸凹（でこぼこ）ラジオ」の開局を記念した公開放送が行われた。

最低限の機材でラジオの公開放送を行う様子

　江之子島を拠点にアートやデザインを中心としたイベントなどを手掛ける「DECOBOCO（でこぼこ）」が、同センターと協働で企画した同ラジオ。江之子島2丁目付近という狭いエリアのみで聴けるという。

　当日、同センターが季節ごとに開催しているイベント「えのこdeマルシェ」の会場内で公開放送が行われた。12時からパーソナリティーとゲストが入れ替わりで登場し、休憩を挟みながら4時間半にわたって放送。来場客らがブースの前に集まって放送の模様を眺めるなど関心を集めた。

　近くに住むという子ども連れの30代女性は、「マルシェがあると聞いたので来てみたら、ラジオブースのような機材があったので驚いた。子どもは興味津々」と話す。

　同センター広報担当の高坂玲子さんは「近隣に住む皆さんとのコミュニケーションツールとして活用できれば。今後は、ラジオの制作ワークショップや『DECOBOCO』が主催するトークイベントの配信を予定する。リスナーのリクエストや企画なども広く募集中」と呼び掛ける。

　放送スケジュールは同センターのホームページで知らせる。