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大阪・本町のフグ料理店が新業態 カウンターでフグだし活用したおでん提供

社長の山口久美子さん(右)と料理長の江崎正樹さん

社長の山口久美子さん(右)と料理長の江崎正樹さん

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 おでん店「玄品 おでんのカウンター」(大阪市中央区南本町3、TEL 080-7214-6224)が10月15日、大阪・本町のふぐ料理店「玄品 本町店」1階にオープンした。

百合根たっぷりの自家製ひろうす

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 店舗面積は66坪で、席数はカウンターが7席。経営は「関門海」(松原市)。「玄品 本町店」ではコース料理をそろえる。1階カウンターでは以前、にぎりずしも提供していたが、コロナ禍の広がりを受けてすしの提供は中止。行動制限撤廃後は、社長の山口久美子さんがカウンターに立ち料理を提供しながら、料理長とともに新業態を模索した。山口さんは「コースでは最後に作る雑炊が目当てという人が多いことから、フグだしのうまみを活用したおでんを開発しようということになった」と明かす。

 おでん種(250円~)は21種類用意。山口さんが薦めるのは、練り物のしょうが天と百合根がたっぷり入っているというひろうす(以上450円)で、いずれも自家製。おでんだしは「フグだしとカツオだしを合わせた奥行きのある味。ほんのり甘く、薬味はユズコショウが合う。熱かんをだし割りにしてほしいとリクエストされることも」と胸を張る。

 「フグを食べたことないという声もよく聞くので、おでんで気軽にフグのおいしさを知ってほしい」と山口さん。「おいしいものを食べたいと思ったときに選ばれる店になりたい。本町で愛される店になり、いずれは東京などにも新業態で進出できれば」と意欲を見せる。

 営業時間は17時~21時30分。

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