大阪・靭公園の東園(大阪市西区靱本町1)で10月7日、絵本をきっかけとして住民同士が交流するイベント「えほんpicnic(ピクニック)」が開催される。
高層マンションの建設などによる人口増加から、希薄になりつつあった住民同士のつながりを増やすために企画された同イベント。今年で7回目の開催となる。えほんpicnic実行委員会の井本佐和子さんによると、「今回までの参加者数は累計3万1674人で、9割近くが家族連れ」という。
イベント当日は、えほんpicnic実行委員会が選任したデザイナーやショップオーナーなどの「えほんソムリエ」と大阪市立中央図書館が選んだ絵本を貸し出すほか、参加者が持ち寄った絵本を交換する「わらしべmethod(メソッド)」、フリーアナウンサーやラジオDJによる読み聞かせ会などが行われる。
絵本を中心とする催し以外に、飲食店や雑貨店、親子で参加できるワークショップなど47店舗が出店する「マルシェpicnic」や、西区にゆかりのある企業4社の仕事を親子で体験する「キッズおしごとLABO」、ライブペインティングを背景にした記念撮影スポットなども用意する。
今年からは西区役所が共催から後援となり、協賛企業を募集。「大日本除虫菊」(土佐堀1)、「アズワン」(江戸堀2)など、12社が協賛している。
開催時間は10時~16時。雨天の場合は翌日に順延。