大阪・本町の女性向け薬局「レディーファーマシー」(大阪市中央区安土町3、TEL 06-6282-7203)で5月27日、卵巣がん予防の啓発を目的としたイベントを開催する。
イベント名は「女性薬剤師と話せる1日限りのランジェリーショップ」。婦人科系疾患の啓発に取り組むエクラ(大阪市西区)と共同で企画し、5月8日の世界卵巣がんデーに合わせて特別営業を行う。
同イベントでは、通常営業で取り扱う医薬品や化粧品以外に、世界卵巣がんデーのシンボルカラー「ティールブルー(青緑)」色に染められたレースの布製パンティライナーや、フランスのインポートランジェリー販売を行うほか、健康や美容に関する相談も受け付ける。
世界卵巣がん連合によると、卵巣がんは早期発見できる有効な検査がなく発見が遅れがちで、婦人科系がん疾患の中で最も生存率が低いという。
薬局長の津田充加さんは「おなかの張りやしこりを感じるなど、まず自分の身体の小さな変化に気づくことが大事。月経不順や冷えなどは薬で症状改善できることもある。放置せず、まず気軽に相談してほしい」と話す。「当イベントを通して、卵巣がんという病気を知ってもらい、身体の変化に気づけるきっかけを提供できたら」とも。
イベント当日の営業時間は11時~18時。女性限定。