「ベトナム料理インドシナ」(大阪市中央区北浜4、TEL 06-6209-8889)が5月26日、淀屋橋odonaの地下1階に移転オープンした。
同店は13年前、西心斎橋のアメリカ村に開店。より客層に合う場所を求めて淀屋橋に移転した。若者文化の発信地であるアメリカ村から、ビジネスの中心地である淀屋橋へ移転したことにより、「年配のお客さまも増えた」と店主の山上巧(たくみ)さん。
ハノイ出身の女性シェフが、ベトナムの家庭料理を日本人の口に合う味付けにアレンジして提供している同店。店舗面積は約40坪で、席数は60席。半個室の座敷スペースも用意している。店内は「ベトナムの家」をイメージした内装に仕上げ、特注したベトナム製の瓦やタイルを用いて現地の家の中や庭を感じることのできる空間を演出している。
メニューは、砂糖でコーティングしてから酢、魚醤(ナンプラー)で味付けした「スペアリブの甘酢和え」(980円)や「揚げ春巻きハノイ風」(850円)、「つくねのえごま包み焼き」(3本1,000円)などを提供。ドリンクは、ベトナムビールの「333(バーバーバー)」(540円)、ベトナム焼酎「ナンフン」や「ネップモイ」(以上630円)などをそろえる。その他、カフェタイムには本場のベトナムコーヒーやスイーツを用意。客単価は、昼=約1,000円、夜=3,000~3,500円。
「移転したがメニューは変えていないので、アメリカ村の店に来ていただいていた常連のお客さまにも引き続き利用してもらいたい」と山上さん。「今後は大人数向けのメニューを考えるなどして、新しいお客さまにも長く利用してもらえる店にしていきたい」とも。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、カフェ=14時30分~16時30分、ディナー=17時~23時(土曜・日曜・祝日は22時まで)。