大阪市内23カ所のギャラリーで4月18日、猫をテーマにした企画展「猫ふんじゃったなギャラリーたち」が始まった。主催は「10W gallery(テンワットギャラリー)」(大阪市中央区平野町1)。
同ギャラリーが2009年から始めた同展は、今回で10回目。「ねこふん」の略称で愛猫家やファンの間で親しまれる。初回は4カ所の会場が参加したが、今年は23カ所のギャラリーや雑貨店、百貨店などで開催する。今年は阪神梅田本店(北区梅田1)で「まるごと猫フェスティバル2018」を開催する期間に合わせ、同ギャラリーを含む北浜のギャラリー5カ所が4月18日から同時に展示を始める。
同ギャラリーでは30日まで、「Pepe Shimada 春の大阪絵画展2018」を開催。福岡県出身で、台湾、香港、シンガポールなどアジア各国を旅しながら創作を続ける画家のPepe Shimadaさんの作品展示を行う。20日19時からは作品紹介と、無料のウクレレ弾き語りミニライブを開催する。
サロン喫茶「フレイムハウス」(淡路町1)では5月2日まで、「第6回フレイムハウスのネコ展」を開催する。カフェの店内に14人の作家による絵画や立体、陶芸、版画、漫画などの作品を展示する。4月29日19時からは漫画家・森元暢之さんとギター・ウクレレ奏者のたらすなさんによる紙芝居ライブを開催する。期間中は「ネコたまハヤシライス」(800円)などの特別メニューを提供する。
「北濱 クントコロマンサ」(淡路町1)では5月4日まで、画家でもある店主の柿坂万作さんの絵画作品「猫と電車とばぁちゃんと…」を展示する。展示期間中も柿坂さんにより手が加えられ、日々変化していくという。
各会場の詳細は、ホームページおよび無料配布の冊子「ねこふん」で確認できる。
6月17日まで(開催期間は各ギャラリーで異なる)。