大阪・淀屋橋のサッポロビール近畿圏本部(大阪市中央区今橋3)で4月13日、「飲んで応援!赤星キャンペーン」で集まった寄付金の寄贈式が行われた。
同キャンペーンはサッポロビール(東京都渋谷区)近畿圏本部が、近畿2府4県での「サッポロラガービール」の売り上げを、大びん換算1本につき1円寄付する企画。集まった寄付金は元野球選手の赤星憲広さんが代表を務める慈善団体「Ring of Red」に寄付する。
同キャンペーンは2013年から毎年開催し、今年で6回目。今年の寄付金額は過去最高となる217万5,340円で、6年連続で昨年度の寄付金を超える金額となった。
近畿統括支社長の田嶋亙(わたる)さんは「同ビールのラベルにある赤い星は北海道開拓使のシンボルである北極星をイメージした『五稜星』だが、ファンの皆さまから同ビールは『赤星』の愛称で親しまれ、縁を感じたことからこの企画が始まった」と話す。
寄付金は、全国の車いすを必要とする施設・病院への車いす購入費用や、チャリティーマラソン運営費用などに充てるという。赤星さんは「引退から9年たち、現役選手だった期間と同じ年数になる。今後はより当団体の活動に力を入れていきたい。2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されるが、活動内でパラアスリート選手たちとの交流も増えているのでパラスポーツへの支援も進めていきたい」と意気込む。