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大阪・江戸堀に魚メインの創作串料理店 旬の魚で季節を表現

店長の釘谷充(くぎやまこと)さん

店長の釘谷充(くぎやまこと)さん

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 大阪・江戸堀に7月3日、創作串料理店「串 丁(ひのと)」(大阪市西区江戸堀1、TEL 06-7505-7457)がオープンした。

「イワシのケイジャンスパイス」

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 魚の串料理をメインに提供する同店。店長の釘谷充(くぎやまこと)さんによると、店名「丁」は、「店が丁字路の奥にあることと、十干(じっかん)の『丁』には『たき火』や『ともしび』のような意味があるので、暗闇を照らすような温かみのある店にしたいという思いから名付けた」という。

 釘谷さんは、イタリアンやフレンチなどさまざまなジャンルの料理店で約20年修業した後、オーナーの九法吉宏(くのりよしひろ)さんと共に同店を開いた。魚の串料理の提供を決めた理由について、「旬の魚串で季節を表現したかった。江戸前ずしのように一口一口を楽しんでもらえれば」と話す。

 「丁お任せコース」(4,104円)は、魚をメインとした串料理に、お造り、蒸し料理、デザートなどを含む14品。メニューは月替わりで、季節に合わせた旬の魚を使う。8月のメニューは、米ルイジアナ州のケイジャン料理で使われるスパイスで味付けた「イワシのケイジャンスパイス」や、客の目の前で調理する「ホウボウの瞬間くん製」など。

 平日限定のランチメニューは、大きさ約25センチのアジフライと、煮魚など「本日の魚料理」一品、小鉢2種、漬物、白ご飯、みそ汁をセットにした定食「路地裏のアジフライ」のみ。「近隣店にはカレーやラーメンの店が多く、定食屋が少ないので喜ばれるのではないかと思った」と釘谷さん。「ボリュームが多く、特に男性客に好評」という。

 釘谷さんは「魚串の店は、東京では増えてきているが、大阪ではほとんどない。大阪で魚の串といえば『丁』と言われるような店にしていきたい」とも。

 営業時間は、ランチ(月曜~金曜のみ)=11時30分~13時30分、ディナー=17時30分~23時。日曜・祝日定休。

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