大阪・東横堀川沿いの桜が現在、見頃を迎えている。
東横堀川は、安土桃山時代に大阪城の堀川として開削された運河。現在は、川に沿うように高速道路の高架で覆われており、高い護岸が設けられているため、人目に触れにくくなっている。
かつては川の汚れが問題視されていたが、自治体や地元住民らの活動によって水質は改善。現在も川沿いの清掃を行うなど、「魅力的な水辺作り」が進められている。
本町橋付近では、およそ10本の桜がほぼ満開の状態。取材した6日には、朝からブルーシートを敷いて花見の準備をする近隣住民の姿が確認できた。
徒歩圏内に住むという30代の男性は「今年は開花が少し遅かった。週末は雨の予報が出ているが、来週も残っていてほしい」と話す。
そのほか、平野橋付近や東横堀公園の桜も見頃を迎えている。