大阪・北浜にある大阪取引所(大阪市中央区北浜1)で12月30日、2016年を締めくくる大納会が行われた。
今年は、大阪証券取引所の前身である「大阪株式取引所」の発起人となった五代友厚が、NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」で注目を集めた。
マイナス金利導入決定、G7伊勢志摩サミット、英国の欧州連合(EU)離脱、米大統領選、投資の日20周年など、2016年の出来事を動画で振り返った後、同取引所の山道裕己社長が「上場した企業86社のうち関西の銘柄は8社。今後も関西のIPOを支援していきたい」と話した。
大納会には証券関係者など160人が参加し、恒例の万歳三唱で締めくくった。
1月4日には「大発会(だいはっかい)」を行い、年始の取引を開始する。