大阪・道修町(どしょうまち)の少彦名(すくなひこな)神社(大阪市中央区道修町2)で7月30日、「夏休み親子おくすり教室」が開催される。主催は少彦名神社、大阪家庭薬協会(伏見町2)、インクロム(吹田市)。
小学校5~6年生の児童とその保護者を対象とした同イベントは、今年で3回目。「くすりの町」として知られる道修町で、「健康を守る医薬品を身近に感じてほしい」との思いから企画したという。
今回は「生薬・薬草」をテーマに、中国から日本へ伝わった生薬・薬草の歴史を学ぶ講座や、本物のチュアブル錠の型を用いて「薬膳ラムネ」を作る体験学習、自由研究を上手にまとめるためのヒントを教える講座などを行う。
少彦名神社宮司の別所賢一さんは「本イベントをきっかけに、自身や身近な人の健康を支えている薬、病の治癒を願ってきた人々の思い、大阪の産業・歴史など、いろいろな視点から気付きがあるのではないか。楽しみながら親子で話す機会となればうれしい」と話す。
開催時間は13時30分~16時30分。定員は30組60人。7月25日までに事前申し込みが必要。