淀屋橋や北浜などの北船場エリア一帯で5月28日、街歩きイベント「北船場茶論(さろん)」が開催される。
グルメや建築などの企画を通じて、街の魅力を感じてもらうことを目的に開く同イベント。今年で5回目。
建築家の髙岡伸一さん、フォトグラファーの奥脇孝一さんらによるトークイベントや、本の交換プロジェクト「BLIND BOOK MARKET」、街歩きイベント「大阪あそ歩(ぼ)」による史跡・近代建築巡り、淀屋橋odona(大阪市中央区今橋4)前マルシェなどを展開する。
飲食店108店が参加する食べ歩きイベント「北船場(バ)ル」では、全25種類の「船場ことば」カードをランダムに配布。条件がそろうと参加できる抽選会も行う。今年から本格導入した専用アプリで、参加店舗の詳細やバルメニューの提供状況なども確認できる。バルチケットは1冊5枚つづりで、前売り=3,200円、当日=3,500円。
本町ガーデンシティ(本町3)では、フラメンコショーや相愛大学音楽学部の学生らによるコンサートを行い、街なかを「ちんどんや」が巡回するなどの音楽イベントも行う。
北船場茶論事務局代表の澤田充さんは「北船場をゆっくり歩いたことがない人に、建築や文化、グルメを味わってもらいたい。普段オフィス街としてにぎわう北船場の、古い歴史・新しい魅力を感じてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間や場所は、イベントごとに異なる。