食べる 暮らす・働く

大阪・靱本町の「COCOO CAFE」7周年 看板犬がお出迎え

店主の上田さんと年中活躍しているかき氷機

店主の上田さんと年中活躍しているかき氷機

  • 0

  •  

 大阪・靱本町の「COCOO CAFE(こくうかふぇ)」(大阪市西区靱本町2、TEL 06-4981-0816)が12月で7周年を迎えた。店舗面積は約11坪、席数はカウンター・テーブル合わせて11席。

看板犬の雌のチワワ「ゆなちゃん」

[広告]

 店主の上田誠規さんの前職は建築設計事務所勤務。カフェの経営を志してからは起業家セミナーに通い、エスプレッソマシンの使い方を1年かけて学んだ。上田さんは「大阪では、『大バコ』のカフェブームから『小バコ』へと緩やかに移行していたころだと思う」と当時を振り返る。

 物件探しの条件は「緑が見えること」のみ。公園の周囲では飲食店の物件をなかなか見つけることができず、不動産サイトも併用しながら自ら歩いて探した。靱公園そばの現店舗はビルの4階だが、公園の緑を望むことができ、東京などで多く見られる「空中階のカフェ」をイメージできたという。

 内装にはペンキのように扱える特殊な漆喰(しっくい)を使い、壁と天井を自ら塗装した。床には、当時はまだ珍しかったという足場板を張った。実際の工事現場の足場で使われていた杉板は返りがなく、自然な経年の風合いがあるという。

 上田さんは「ゆっくり過ごしてもらえる空間を作りたいという思いからカフェを始めた。リフレッシュして、午後もいい仕事をしてもらえたら」と話す。

 平日や土曜は愛犬のチワワ「ゆなちゃん」が看板犬として店にいることも。タイミングが合えば、店内に設けたベッドで昼寝をする姿を見ることができる。

 雑誌に掲載されたこともあり、かき氷が人気メニューの一つだという。冬季でも前日までに予約すれば提供可能。紅茶のエスプレッソかき氷(600円)、ティーエスプレッソラテ(500円)、自家製タルタルソースのクロックムッシュ(600円)、コーヒー付きの本日のランチ(800円)など。

 営業時間は11時30分~21時。金曜と第2・第4日曜定休。

  • はてなブックマークに追加

船場経済新聞VOTE

船場経済新聞エリアには、8つの駅があります。一番利用する駅を教えてください。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース