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大阪京町堀に母娘3代で切り盛りする小料理店 20年前の母の豚カツ復活

母の順子さんと店主の優子さん

母の順子さんと店主の優子さん

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 大阪・京町堀の小料理店「煮炊きや みとん」(大阪市西区京町堀1、TEL 06-4256-7579)がオープンして2カ月がたった。

衣がサクサクの豚カツ定食

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 店主の水田優子さんと母親の順子さん、娘のゆりかさんの親子3代で切り盛りする同店。店名の由来は「鍋つかみ」。「暖かいものをどうぞ」という気持ちが込められている。

 同所に店を構えた理由は、順子さんが20年前に西本町で豚カツ店「みづた」を開いていたため。優子さんは「母と店をやろうと思ったときに、この場所しか考えられなかった」と話す。

 提供する料理は、昼は豚カツ、夜は煮炊きものがメーン。夜のメニューは日替わりで、大皿に盛られた煮炊きものを選ぶスタイル。日本酒は近隣に競合が多いため、仕入れ先と相談してなるべく珍しいものを入れるようにしているという。

 優子さんとゆりかさんは「家族でやっていると甘えてしまうこともあるが、互いにフォローしたり支え合ったりすることができる。何よりも安心できることが一番」と話す。「常連さんも付き始めていて、表に出しているコチョウランが落ちるころには、この地になじめれば。ゆくゆくは1人で切り盛りすることになると思うし、地に足をつけて少しずつみんなに認めてもらえるような店になれれば」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~22時。土曜・日曜・祝日定休。

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