イタリアの寝具メーカー「マニフレックス」の大阪ショールーム(大阪市中央区瓦町3、TEL 0120-028-008)が、ビルの耐震工事に伴い同区平野町から移転、再オープンして1カ月がたった。運営は、マニフレックスの日本・アジア総代理店である「フラグスポート」(東京都港区)。
新店舗は、本町駅にほど近い、御堂筋に面した銀泉備後町ビルの1階。以前の店舗よりも展示面積を10%拡大し、寝心地を体験できるベッド数を増やした。最近は敷布団のように畳の上に敷くタイプがシニア層に受けており、店内には6種類の敷布団タイプを比較できるよう和室も備えた。
女性向けの朝活セミナーを毎月開催するなど、「気軽に訪れてもらえるよう」工夫を重ねてきた同ショールーム。大阪支店長の塚本さんは「店内が明るく、天井も高くなり、通りからの見通しが良くなったためか、ふらりと入ってこられるお客さまが急激に増えた」と移転の効果を話す。
御堂筋周辺は、インテリア関係のショールームが密集するエリア。もともと淀屋橋に近い御堂筋沿いに店舗を構えていた同社だが、移転先も御堂筋の北側にこだわって探したという。
「御堂筋には賑(にぎ)わいがある。今回移転した銀泉備後町ビルは地域コミュニティー『御堂筋まちづくりネットワーク』に参加しており、当社も『まちデコール』などのイベントに出展できるようになった。コミュニティーを介して、今後は他社とのコラボレーションなどもできれば」と塚本さん。「18日までの『まちデコール』期間中はプレゼントを用意しているので、ぜひ気軽に来店して、眠りの体験をしてもらいたい」とも。
営業時間は10時30分~19時(土曜・日曜・祝日は11時~)。10月と11月の朝活セミナーは「マットレスの上でヨガ体験」と題し、10月23日と11月26日に開催する。時間は7時30分~8時30分。詳しくはホームページで確認できる。