大阪・堺筋本町に「ワインスタンドDAIGAKU(ダイガク)」(大阪市中央区安土町1)がオープンして3カ月がたった。
ビールや赤ワインに合うレストラン仕込の「焼売(シューマイ)」
店舗面積は約10坪。店主の関本さんは10年前、東心斎橋にレストランをオープンした当時から「お客さまにお酒で楽しい時間を過ごしてもらい、フランス料理とワインを気軽に楽しんでもらいたいと考えていた」という。「毎日の生活の中でほっとひと息つけて、手ごろな価格でおいしい立ち飲み店をやりたい」と同店をオープン。ビストロ「ル・ヌー・パピヨン」のウェイティングスペースを改装して店を構えた。「2つの店のお客さまが相互に行き来するのも面白い。用途によって店を使い分けてもらえれば」と関本さん。
同店では、ステーキの端の骨付き肉などを用いるなど、レストランで使う食材にひと手間かけた料理が特長。酒と料理の自由な組み合わせも楽しむことができる。「『サバのきずし』には日本酒が一般的だが、意外とワインも合う。シューマイは、ビールはもちろんだが赤ワインとも相性がいい」という。
メニューは「セロリのピクルス」(250円)、「水餃子(ギョーザ)」(350円)、「子羊のメンチカツ」(550円)、「ししゃもの南蛮漬け」(250円)など、一部を除いて毎日変わる。関本さんのおすすめは「ブラックアンガス牛の骨付きフィンガーリブ」(580円)(以上税別)。
ドリンクは、「樽(たる)生金麦」(280円)、チューハイ(380円)などの他、日本酒「風の森 純米秋津穂」(380円)や「浪乃音 純米吟醸渡船」(550円)、「生樽(たる)ワイン・フジマル醸造所」(500円)、日替わりのグラスワインなども提供する。
「お客さまは、近くの会社員など女性の方が目立つ。仕事終わりにほっとリラックスできる場として立ち寄っていただけるのはうれしい。8割ほどはリピーターで、週2回以上立ち寄る方も多い。堺筋より東側のエリアは人が少ないが、もっとにぎやかになるようにここから発信していきたい」と関本さん。
営業時間は、月曜~土曜=16時~23時30分、日曜=13時~22時。月曜定休。