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大阪本町に「Grill&Kitchen かぼちゃの馬車」 法善寺横丁から移転

「Grill&Kitchen かぼちゃの馬車」の入り口に立つ店主の黒野敬誠さん

「Grill&Kitchen かぼちゃの馬車」の入り口に立つ店主の黒野敬誠さん

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 大阪・本町駅近くに4月16日、洋食がメーンのダイニング「Grill&Kitchen かぼちゃの馬車」(大阪市中央区本町3、TEL 06-6264-0830)が移転オープンした。店舗面積は14坪。

ランチメニューの「日替わりセット」

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 同店は難波・法善寺横丁で居酒屋「法善寺横丁 かぼちゃの馬車」として、1985(昭和60)年12月にオープンし、2015年3月まで営業していた。移転の経緯について、店主の黒野敬誠さんは「法善寺横丁の店は団体客が中心だったが、時代の変化に伴い難波かいわいは食いだおれの街から買い物や遊びが中心の街へと変わり、求められる食事も軽食が好まれるようになってきた。味には自信があったので、法善寺横丁の店は残しつつもランチだけの店を本町でやろうとしていたが、店の内装が出来上がっていくのにつれ、夜でも営業しているイメージが浮かんできた。そこで法善寺横丁の店を閉店し、本町に移転する決意をした」と話す。

 移転前の店舗では個室とテーブル席を合わせて72席だったが、移転後の席数はテーブル席が18席、カウンター席が10席と縮小。「以前からカウンター席があればと思っていたが、実際にできたことでカウンター越しにお客さんの全ての顔を見ることができるし、以前と比べてお客さんとの距離が近くなって接客しやすくなった。常連客からも落ち着くという声を聞く」と黒野さん。

 メニューは、自家製のデミグラスソースを使ったメニューを売りにしており、「ホームメイド燻製ベーコン」(550円)、「特製肩ロースとんかつ」(700円)、「トルコライス」(900円)、「特製ポークステーキ(デミグラ)」(550円)、「チーズ豚平」「特製焼ポテトサラダ」(以上500円)など、洋食をメーンにしつつ和食や中華料理も提供。一番人気は「うずら卵の燻製はちみつ添え」(400円)だという。ドリンクは、生ビール(400円)、ラムサワー(400円)、かぼちゃ焼酎(600円~)、ワイン(400円~)、ソフトドリンク(350円)など(以上税別)。

 ランチメニューも提供しており、「ランチは味もボリュームも自信があるので、多くの人に食べに来てほしい」と黒野さん。「日替わりセット」「特選ポークステーキセット」(以上750円)、「特製ハンバーグセット」「特選ロースとんかつセット」(以上850円)など。

 移転後の反応について「常連客からは、駅から近くなって通いやすくなったという声を、初めてランチを食べに来たサラリーマンからは、夜もまた食べに来たいという声をいただいた」と黒野さん。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~24時。土曜・日曜・祝日定休(臨時営業あり)。

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