大阪市内にある24のギャラリーで現在、猫をテーマにした企画展「猫ふんじゃったなギャラリーたち」が開催されている。
同展は今年で13回目。主催する「10W gallery(テンワットギャラリー)」(大阪市中央区平野町1)オーナーの酒井章子さんは「普段はバラバラに活動するギャラリーが垣根を越えて合同開催する取り組みは珍しい。ギャラリーは敷居が高いと感じている人も猫をきっかけに楽しんでもらえれば」と話す。同ギャラリーでは、5月25日~31日まで猫がモチーフの写真展「うめぐみ写真展9」を開催する。
合同開催は7回目。24のギャラリーで総勢400人近い作家の作品を展示し、画廊だけでなく雑貨店、喫茶店も参加する。
今月10日から23日まで同イベントに参加するサロン喫茶「フレイムハウス」(大阪市中央区淡路町1)では、漫画や銅版画、写真や立体造形などさまざまなジャンルの作品を展示する。期間中は特別メニュー「ネコたまハヤシライス」(800円)、「ドラネコたまカレー」(800円)を提供する。
今回で3回目の参加となる同店店主の加藤美佐子さんは「猫のおかげでいろんな人に出会えるのが同イベントの魅力。アートになじみのない人も、猫という共通の話題で毎年盛り上がる」と話す。
参加ギャラリーは「テンワットギャラリー」のホームページで確認できる。開催期間・時間は各ギャラリーで異なる。