フランス料理店「sakamoto」(大阪市西区江戸堀3)が大阪・阿波座にオープンして間もなく3カ月になる。
店舗面積は15坪で、席数は8席。6月1日にオープンした。店主の坂本達也さんは心斎橋のフランス料理店で14年勤務し、料理長をしていたという。
料理は予約制で月替わりのコース(8品=8,000円)を用意する。「野菜が好きなのでコースでふんだんに使っている」と坂本さん。温野菜の一品料理は定番といい、8月はナスやゴーヤ、トマトなどを組み合わせたという。「秋はマツタケなどのきのこ、落花生や茶豆などの旬の豆なども使う予定」とも。コースでは自家製パンのハンバーガーも用意。パティには牛・豚・鶏肉のほかフォアグラが入るという。「パンはワインに合う風味に焼き上げ、やわらかいパティとの一体感が出るように仕上げた」と話す。
ワインはグラスワイン(各700円)を10種類用意。赤・白を各3種類、スパークリング2種類、ロゼ・オレンジワインを1種類ずつそろえる。「ワイン以外にノンアルコールドリンクもそろえている。それぞれの皿に合うドリンクを自由に組み合わせてほしい」と話す。
来店客は近隣住人のほか、SNSを見て来る人も多いという。「今までに培った体験を妥協せず皿で表現したい。地元に根差すとともに、阿波座まで来る価値があるような店になれたら」と意欲を見せる。
営業時間は18時~24時。月曜定休。