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大阪・本町で「船場フォーラム」-28団体と市民らがまちづくりを議論

「船場フォーラム2015」の案内チラシ

「船場フォーラム2015」の案内チラシ

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 大阪・本町の北御堂津村ホール(大阪市中央区本町4)で3月21日、「船場フォーラム2015」が開催される。

昨年10回目を迎えた「船場フォーラム」の様子

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 主催は、2004年9月に8つの活動団体により発足した「船場げんきの会」。現在では、まちづくり、伝統芸能・現代アート・歴史研究、商店街・異業種交流・ビジネス創造など、船場をステージに活動する28の団体が集まっている。同会は毎年3月に「船場フォーラム」を開いており、10年の節目だった昨年は記念行事を検討し、「船場まちづくり宣言」を考案した。

 今回は、同会に所属している活動団体だけではなく、船場やその周辺地域でまちづくり活動や起業支援・人材育成などで活躍している団体、同地区で働いている人、住んでいる人にも参加してもらい、「船場まちづくり宣言」を基に次のステップに向けての活動計画について意見を交換する。

 3部構成の第1部は「船場まちづくり宣言」の報告。第2部は4つのテーマに分けて車座ディスカッションを行い、ファシリテーターや話題提供者のフォローを受けながら話し合う。テーマは、「もっとチャレンジしたい『若者の起業支援や交流の場づくり』」「もっとにぎやかに『まちの空間を活用したイベント・行事を通じた交流』」「もっと楽しく、きれいに『楽しく美化・清掃活動や減災まちづくりを通じた交流』」「もっと知ってほしい『まちの資源や情報発信』」。第3部は車座ディスカッションの内容を全員で共有し全体討議を行う。

 船場げんきの会の副代表世話人である日比哲夫さんは「11回目となる『船場フォーラム2015』は、船場げんきの会だけでなく、船場または船場周辺で活動している団体も誘っているので、外部の方も気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。「都心地区におけるまちづくりの課題には共通することも多く、船場以外の人が参加することで新たなネットワークができ、具体的な活動に弾みがつくことを期待している」とも。

 開催時間は13時~17時。参加無料(事前申し込みが必要)。閉会後、場所を移して交流会を予定(別途参加費が必要)。

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