居酒屋「29TAS(ニクタス)」(大阪市西区靱本町1)が4月2日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は7坪。席数は12席。店主の岩見光一朗さんは以前、食品メーカーや広告代理店で営業職として勤務。料理は趣味だったが、料理教室を開いたり間借り営業を行ったりするうちに開業を目指すようになったという。メニューについては、「ひき肉料理が好きだったこともあり、和洋中のひき肉料理が中心」と話す。
シューマイが看板メニューで、プレーンタイプの「29TAS焼売(シューマイ)」(2個=418円)と赤・緑・黄色の食材を使ったシューマイの4種類を用意する。赤は梅肉と紅ショウガ入りの「焼売レッド」、緑はホウレンソウとオクラの「焼売グリーン」、黄色は焼きトウモロコシと玉ねぎの「焼売イエロー」(各506円)とそれぞれ名付けて提供する。「自家製ミートソースのかかっただし巻き卵(715円)や、キーマカレーやマーボ豆腐のトッピングが選べるポテトサラダ(各495円)もお薦め」とも。
店のコンセプトは「孤食する人を減らして誰かと食事を楽しむ場にする」といい、シューマイは分けて食べられるよう「シェアマイ」と名付けて提供する。「コロナ禍で仕切りのある席で一人食事をする人が増えたが、食卓を囲む楽しさを提供できたら」と意欲を見せる。
営業時間は17時30分~23時。日曜定休。