ウナギ料理店「鰻(うなぎ)の成瀬 堺筋本町店」(大阪市中央区船場中央2、TEL 06-6282-7762)が2月3日、大阪・堺筋本町の船場センタービル4号館にオープンした。
席数は23席。教育や不動産事業を手がける「小寺学園」(東京都足立区)が経営する。同社はフランチャイズ加盟店として東京・北千住にも出店。大阪には初進出した。
メニューは3種類のうな重(松=2,600円、竹=2,200円、梅=1,600円)を用意。メニューやオペレーションの無駄をできる限り省くことで低価格を実現しているという。ウナギの焼き方は関東風の蒸し焼きで、飲食事業部マネジャーの木下育美さんは「カリッふわっの食感が楽しめる」と説明。蒸して焼く最後の工程は店内で行う。職人の技術を再現した機械を使うことでいつでも高い品質のうな重を提供できるという。「米は新潟産でおいしいと評判。タレは継ぎ足して作る甘めの味でご飯によく合う」と木下さん。「一番よく出るのは松。1尾をこの価格で提供するのでコスパがいい」と力を込める。うな重にはワサビとネギ、漬物2種類と吸い物を添えて提供する。
来店客は平日は会社員、週末は近隣に住むファミリーや観光客が多いという。「特別な日に食べたい料理。お給料日やちょっといいことのあった日などに利用してもらえたら」と来店を呼びかける。
営業時間は、11時~15時、17時~20時30分。第3日曜定休(船場センタービル休館日に準じる)。