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淀屋橋に「炉端まるじゅう」 鹿児島の食文化発信、芋焼酎は80種類用意

専務の有村亮さん(右)とスタッフ

専務の有村亮さん(右)とスタッフ

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 居酒屋「炉端(ろばた)まるじゅう 淀屋橋店」(大阪市中央区高麗橋4、TEL 06-6926-8833)が9月4日、大阪・淀屋橋にオープンした。

分厚い「茶ぶり」の切り身がのった盛り合わせ

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 店舗面積は28坪で、席数は44席。経営はあびこや長居などに居酒屋などを展開する「サブロクカンパニー」(住吉区苅田7)。専務の有村亮さんは「自分も社長も鹿児島出身。4店あるグループの居酒屋は鹿児島の特産品を提供することにこだわっている」と説明する。

 同店の名物は鹿児島の養殖場で育つ「茶ぶり」と呼ばれるブリ。茶葉をエサに加えているといい、あっさりして食べやすいという。「同じ養殖場で育った『茶鯛(たい)』と盛り合わせたお造り5種盛り合わせ(990円)が看板。どちらも身が締まっていておいしい」と有村さんは胸を張る。「炉端焼きメニューでは『さつま知覧どりの黒レアもも焼き』(1,386円)が人気。香ばしい風味とうまみの強い肉の味が酒に合う」とも。

 酒は鹿児島産の芋焼酎を80種類そろえる。県内の酒蔵を巡り、大阪ではあまり見ない銘柄もそろえるという。「お薦めは『八幡(はちまん)』(500円)という銘柄。芋の風味が強過ぎずすっきりしていて程よいバランス」と説明する。

 今後は大阪府外への出店も目指しているという同社。有村さんは「飲食店を通して鹿児島の食文化を伝えたい。いつか海外にも出店できれば」と意欲を見せる。

営業時間は17時~23時30分。日曜・祝日定休。

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