居酒屋「鳥や わだち」（大阪市中央区南本町1、TEL 06-6121-2370）が7月24日、大阪・堺筋本町にオープンした。

希少部位を盛り合わせた鶏刺身の盛り合わせ

　席数は58席。経営は「わだち」（南本町2）で、大阪市内に飲食店を6店舗展開する。

　メニューは鶏料理が中心。鶏肉は国産鶏で、ブランド鶏は丹波鶏と阿波尾鶏を使う。店長の臼井裕貴さんは「名物は阿波尾鶏のもも肉炭火焼き（990円）と鶏刺し身の盛り合わせ（390円～）。刺し身は白子やキンカンなど珍しい部位もある」と説明する。串焼きはねぎまやせせり（以上220円）などの定番串のほか、1羽から100グラムも取れない希少部位というソリレス（300円）も用意する。「締めのラーメン（690円）は鶏白湯スープで鶏ガラを6～8時間炊いてだしを取っている。スープ（190円）もお薦め」と臼井さん。ドリンクは日本酒に力を入れているといい、47都道府県それぞれの地酒（590円～）を用意する。

　ランチメニューは6種類。ご飯とみそ汁がお代わり無料で、卓上には生卵を用意する。「卵かけご飯で食べる以外にも、鉄板で出す料理で目玉焼きにしたり、肉に絡めて食べる人もいる」と話す。

　系列店の鶏料理店が好評だったため、同業態での出店が決まったという同店。臼井さんは「カジュアルにふらっと気軽に立ち寄れる店にしたい。明日も頑張ろうと思えるような時間を過ごしてもらえたら」と意欲を見せる。

　営業時間は、11時～14時、17時～23時（土曜は22時まで）。日曜・祝日定休。