居酒屋「焼蒸鍋Dining 嚶鳴(おうめい)」(大阪市中央区船場中央1、TEL 06-6265-8866)が5月16日、大阪・堺筋本町の船場センタービル2号館にオープンした。経営はブレーントラスト(同)。
店舗面積は28坪で、席数は42席。同社はフリーズドライ食品の通販などを手がけており、実店舗の飲食事業は初の試みという。店内には貝やエビなどが泳ぐいけすを設置。店長の大江智也さんは「都市部にいながら鮮度のいい食材を食べられることがコンセプト」と説明する。
店の看板メニューは「やかん焼き」(1,980円~)と「蒸し土鍋」「陶板焼き」(以上2,480円~)。やかん焼きとは、底の広いやかんに貝類やエビ、魚介類などを入れて蒸し焼きにする料理。白ワインとニンニクで味付けをする洋風味と、日本酒とだしを入れた和風味を用意する。蒸し土鍋料理は貝類や肉類を土鍋蒸しにして、チーズフォンデュ風の洋風ソースか日本酒とだしの和風で食べる料理。陶板焼きは2~4人用の大きな陶板で提供するという。ランチは7種類で、一番人気はアジフライがメインの「嚶鳴定食」(1,200円)という。
来店客は会社帰りの近隣のサラリーマンが多いといい、今後は宴会用のコースメニューもそろえる予定という。大江さんは「お客さまの声を柔軟に取り入れて、メニューを更新していけたら」と意欲を見せる。
営業時間は、11時30分~14時、17時~22時。土曜・日曜・祝日定休。