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大阪・本町に焼き鳥店 ミカン果皮で育った地鶏、有頭エビ使うちりとり鍋も

店の前に立つ飲食事業部長の嶋上大輔さん

店の前に立つ飲食事業部長の嶋上大輔さん

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 「ヤキトリバティ」(大阪市西区西本町1)が3月1日、大阪・本町にオープンした。

ぷりぷりの有頭エビがのるちりとり鍋

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 店舗面積は32坪、席数は52席。経営は立ち飲み店やビストロを展開する「LIBERTY(リバティ)」(北区曽根崎1)。同社の出店方針を飲食事業部長の嶋上大輔さんは「『コミュニティーになる店』を多ジャンルで展開し、用途別に利用してもらうこと」と説明する。居酒屋勤務経験があるスタッフのスキルを生かし、開店した。

 焼き鳥とちりとり鍋が看板メニュー。鶏はミカンの皮を食べて育った和歌山県産の若鶏を使う。「食感はジューシーで、かすかにかんきつ系のさっぱりした風味がある」と嶋上さん。ちりとり鍋は大阪発祥とされる鍋料理で、四角い鉄板鍋に野菜やキムチなどの具材を盛り、炒め煮にして食べる。鶏がメインの鍋(1,800円)のほか、有頭赤エビをのせ海鮮だしをかけた「海老ちりとり鍋」(2,200円)は「ほかではあまり出合えない鍋」と胸を張る。

 ドリンクは56種類をそろえる。辛い鍋に合うチャミスル(880円)やマッコリ(500円)は女性客を中心に人気という。焼酎のボトルキープも用意し「仕事帰りにサクっと飲みたいニーズにも対応する」(嶋上さん)という。

 プレオープン期間には、系列店から回遊して訪れる客や、近隣で働く人が多く利用したという。嶋上さんは「デートや団体の飲み会など、いろんなシーンで使ってもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は17時~23時30分。

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