ホルモン鍋店「ホルモン飛鳥」(大阪市中央区道修町4、TEL 06-6121-6255)が3月、大阪・肥後橋にオープンして半年がたった。
店舗面積は23坪、席数は22席。十三で1960(昭和35)年から続く酒販店の系列店で、昨年9月5日にオープンした。社長の中川朋哉さんは「コンセプトは伝統と革新」と説明。実家が20年以上続くもつ鍋店で、天満でビストロを経営する知人とともに店作りをしたといい、「今までに培ったものを現代風なスタイルで提供したい」と意気込む。
看板メニューは「飛鳥ホルモン鍋」(2,000円)と名付けたオリジナルの鍋。スープは白みそ牛パイタンかしょうゆ味で、注文客の9割が白みそ味を選ぶという。ホルモンはなにわ黒牛の肉で、中川さんは「プリッとしてくさみがなくおいしい。モツのイメージが変わったと言われることも」と話す。
ランチは4種類用意。「『山形牛の炙(あぶ)りユッケ定食』(1,300円・2,400円)が人気。飛鳥ホルモン鍋のメニュー(1,000円)は、肉が重くないので昼でも食べられると好評」と中川さんは胸を張る。
間借りでカフェ営業をしたいという声があるといい、現在は営業時間外の14時30分から17時を利用するカフェタイムの準備を進めているという。「半年間営業してきて、店の可能性はまだまだあると感じる」と力を込める中川さん。「季節メニューやカレーの提供なども考えている。お客さまの声を取り入れて、地域に根差した人気店にしていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時30分、ディナータイム=17時~23時。土曜ランチタイム、日曜・祝日定休。