ラーメン店「麺食堂コハクドリ」(大阪市西区西本町1、TEL 06-6536-3127)が2月15日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は13坪で、席数は11席。店主の谷口昴平さんは昨年9月、堺筋本町で「中華そば 昴(すばる)」をオープンした。「麺食堂コハクドリ」は2店舗目。
同店のラーメンは貝だしのスープで、貝だしに含まれるうまみ物質がコハク酸と呼ばれることから名付けたという。メニューは「塩しじみらぁめん」「唐揚げ定食」(以上790円)、塩しじみらぁめんに唐揚げとミニライスを付けた「大満足セット」(1,090円)の3種類を用意する。ラーメンのスープは丸鶏から取ったスープとしじみから出ただしを合わせているという。谷口さんは「1杯につきしじみ60グラムを使っていて、貝だしのうまみが詰まっている」と胸を張る。ラーメンにはしじみのほか低温調理した豚ロースのチャーシュー、大葉もトッピングし、仕上げにゆず油で香りを付けるという。
唐揚げはサクサクの食感が特徴といい、店頭では唐揚げ弁当(500円)のテイクアウト販売もする。
「本町で勤めるサラリーマンにボリュームがあっておいしいメニューを提供したい」と力を込める谷口さん。「ラーメンはあっさりしていて、二日酔いでも食べられるという声を聞いたことも」と笑顔を見せる。「昴とコハクドリ、両方の認知を高め地域の人気店にしていけたら」と意気込む。
営業時間は11時~14時。土曜・日曜・祝日定休。