定食と創作おでんの店「食卓堂」（大阪市西区土佐堀3、TEL 06-6441-8180）が2月10日、大阪・阿波座にオープンして1周年を迎える。

おでんのジャガイモをアレンジしたポテトサラダ

　店舗面積は12坪で、席数は15席。昼は定食、夜は創作おでんを提供する。おでんだしは昆布とかつお節・さば節など4種類の節でとり、うすくちしょうゆを使った関西風という。おでん以外の料理でもだしを生かしたメニューをそろえる。

　ランチは主菜を4種類から選べる「一汁八菜定食」（1,300円）を提供。「日替わり」「鶏天ぷら」「茶美豚のしょうが焼き」「さばのみそ煮」で、特注の皿に7種類の副菜と一緒に盛り付ける。おでんだしで炊いたご飯とみそ汁と一緒に提供する。

　夜はおでん単品のほかコース（5,000円・7,000円）、一品料理を用意。店主の志水寛治さんは「人気があるのはポテトサラダ（800円）。おでんのジャガイモをマッシュして半熟卵をのせ、柴漬けの入った自家製タルタルソースを添えている」と説明する。コースは冷たいおでん、温かいおでんの両方を組み込み、最後にだしで炊いた土鍋ご飯を提供する。

　最近は遠方から来店する客が増えてきたという。「店を目がけて来てくれるお客さまを増やしたかったのでうれしい」と笑顔を見せる志水さん。「近辺はおいしい店が多い。近くにマンションが増えたので、このエリアをもっと盛り上げていけたら」と意欲を見せる。

　営業時間は、11時～14時30分、17時～22時。