紙・印刷の持つ魅力や楽しさを伝えるイベント「ペーパーサミット」が1月14日、大阪・堺筋本町の大阪産業創造館(大阪市中央区本町1)で開かれる。主催は大阪府印刷工業組合。
昨年に続き2回目の開催。広報担当の矢田幸史さんは「社会のデジタル化で印刷業界が縮小傾向にある中、業界内だけでなく一般の人にも紙や印刷の魅力を伝えたいという目的で始まった」と開催の背景を明かす。
イベントでは29の企業、19のクリエーターが参加。紙や紙製品の展示・販売するほか、ワークショップを行う。ワークショップは手描きの絵が動くアプリの実演やオリジナルノートの制作などを予定。グラフィックデザイナーやイラストレーターなどのクリエーターと印刷会社がコラボした商品も販売する。
昨年は約800人が来場したという。矢田さんは「印刷や紙の面白さ・可能性を体験できるイベント。ぜひ遊びにきてもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~18時。入場無料だが、来場はネットでの事前受け付け制。ワークショップは一部無料で、子どもも参加できる。