「ビストロ・シードルバー アルモリカ」(大阪市中央区瓦町4、TEL 06-6226-8955)が9月で3周年を迎える。
店舗面積は18坪で、席数は18席。フランス・ブルターニュ地方の名物というガレットやリンゴの発泡酒のシードルなどを提供する。
4月には店内にシードル専門店をオープン。店主のジョニー山中さんは「お客さまからはシードルを買える店がない、生産者・輸入業者からは販売ルートがないという声を聞いたことで、両者をつなげる店を始めようと思った」と開店の背景を明かす。関西唯一の専門店で、取り扱いは100種類以上という。日本では青森県産や長野県産、海外はフランス・イギリスのほかアメリカなど約13カ国のシードルを幅広く取りそろえる。
夜のメニューはアラカルトを中心に提供。前菜とメインを1品ずつ選ぶセット(3,000円)が人気という。「シードルは常時6・7種類を用意。大阪ではまだ珍しいサーバーでつぐ樽(たる)生を用意している」と説明。「平日のランチは週替わりのワンプレートランチ(1,000円)が人気。毎週来てくれる常連の方も」と笑顔を見せる。
「今後はシードルの販売点数をもっと増やしたい」と意気込む山中さん。「イベントができるようになれば、店内でシードルの講座なども開きたい。魅力を伝える発信をしていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は11時30分~14時、18時~23時。木曜と第2・第4水曜定休。