音楽イベント「大阪クラシック2022」が9月4日から、御堂筋・中之島エリアで開催される。主催は大阪市と大阪クラシック実行委員会。
大阪フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者・大植英次さんのプロデュースで2006(平成18)年から毎年開催する同イベント。オフィスビルのロビーやカフェ、ホテルなどを会場に1週間にわたりクラシックコンサートを開く。2019年までの14年間で1122公演を行い、61万人を動員した。
参加するのは大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラの5つの団体で、今年は全35公演を行う。会場は本町の竹中工務店いちょうホールや淀屋橋・肥後橋駅近くの三井住友銀行大阪本店ビルなど。
2020年・2021年はコロナ禍のため無料公演を中止。規模を縮小した有料公演と動画配信を行った。今年は3年ぶりに無料公演が復活。無料は15公演で、そのうち2公演をライブ配信する。無料公演の来場には事前申し込みが必要。
「普段はクラシック音楽にふれる機会の少ない人にも、気軽に楽しんでもらえる催しとして定着した」という同イベント。事務局担当の福田誠司さんは「無料公演は人気で、申し込みが予定人数になったため抽選になっている」と説明。「ライブ配信は今年初めての取り組み。会場に来られない人も楽しんでもらえたら」と参加を呼びかける。
9月10日まで。無料公演の申し込み締め切りは8月24日。