立ち飲み居酒屋「麒麟(きりん)堂」(大阪市中央区船場中央4、TEL 070-8390-6363)が大阪・本町の船場センタービル10号館にオープンして間もなく1周年を迎える。
店舗面積は約20坪で、席数は32席。難波・千日前の立ち飲み店「丑寅(うしとら)」などの姉妹店になる。
料理は定番メニューのほか、季節の一品料理を毎日入れ替えているという。社長の中山恵太さんは「ハマチのマリネ(190円)とラム肉のレアカツ(580円)が開店以来人気で、店の名刺のようなもの」と胸を張る。フライドガーリックやとうがらしパウダーを唐揚げにかけた「毛沢東チキン(380円)」もよく出るという。「毛沢東スパイスと呼ばれる調味料は自家製。ビールがすすむ一品で、定番メニューになりつつある」と話す。「ドリンクではさんしょうのハイボールやチューハイもお薦め。木の芽とミルで挽いたさんしょうを入れていてさわやか」という。
「ビジネスマンが帰りに一杯引っかける店として使ってほしかった」という中山さん。店長の辰田龍雄さんは1年を振り返り、「週4ペースで来る人や、土曜に必ず来るお客さまもいる」と笑顔を見せる。中山さんは「これからも近隣の人がいつも集える憩いの場にしたい」と力を込め、「土日も開いていてノンアルコールドリンクもそろっている。ファミリー層にも利用してもらえたら」と呼びかける。
営業時間は16時~22時。