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肥後橋にスイーツ店 発酵バターの焼き菓子、食用花あしらったメニューも

店内のカウンターに立つ店長の目幸稀依さん

店内のカウンターに立つ店長の目幸稀依さん

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 スイーツ店「レ・ジュー・ダンジュ」(大阪市西区土佐堀1、TEL 070-8348-7170)が3月14日、大阪・肥後橋にオープンして1カ月がたった。

色とりどりの花を乗せたフォンダンショコラ

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 経営は食品卸し事業や料理教室を手がけるG・L・G(西区)。店長の目幸稀依さんは料理教室の元スタッフで、店を持ちたいと考えていたという。社長の太田勝治さんは、「スクールとは別の形で、製菓に精通する目幸さんの専門性を生かしたいと考えた」と開店の経緯を説明する。

 販売するスイーツは焼き菓子が中心。目幸さんと、料理人でもある太田さんの2人が店内のキッチンで作る。製造工程には手間暇をかけているといい、最も人気の「ディアマンクッキー」(160円~)は、「1日に200枚も作れない」と明かす。マドレーヌ(200円)やフルーツパウンドケーキ(380円)には発酵バターを使う。目幸さんは「ぜいたくな素材を使っている」と胸を張る。「お花のプリン」(380円)など食用花をあしらったスイーツも用意する。

 オフィスで楽しむお茶請けを探す女性や、近くの学校に通う子どもを連れた母親などがよく利用するという。太田さんは、「別事業でネット通販もしているが、対面販売で反応をもらえると、小さなことでも大きな励みになる」と話す。目幸さんは「リピーターを増やしていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、12時~13時30分、16時~19時。土曜・日曜・祝日定休。

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