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大阪・靱公園の桜が見頃 ボール遊びに歓声を上げる子らも

大阪の満開日という3月30日の靱公園。東園では満開のソメイヨシノがグラウンドを囲む

大阪の満開日という3月30日の靱公園。東園では満開のソメイヨシノがグラウンドを囲む

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 大阪・靱公園(大阪市西区靱本町2)で桜が見頃を迎えている。

園内ではテントを張ってピクニックを楽しむ人も

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 靱公園の敷地面積は9.7ヘクタール。東西に約800メートル、南北150メートルに広がる敷地の中央にはなにわ筋が通り、通りを挟んで東園・西園に分かれる。

 気象庁が発表した大阪の満開日は30日。東園のグラウンドはこの時期、コロナ前までは会社単位の花見のためにブルーシートがびっしりと敷かれていたが、今年もブルーシートは見られなかった。近隣で勤務する会社員の女性は「人事異動の季節なので以前は花見で歓送迎会をしていた」と明かす。「今は4人以上の会食も禁止されているが、いい気候なのでルールを守ってこの時期の桜を楽しみたい」と笑顔を見せる。グラウンドでは春休み中の小学生らがボール遊びをして歓声を上げる姿も。周りの草地では親らがレジャーシートを敷き、腰を下ろして子どもたちを見守っていた。

 西園のITC靱テニスセンターの横の桜並木では、犬の散歩をする人や木の下で弁当を広げる人も。東園のバラ園では、初夏にシーズンを迎えるバラの手入れに職員が汗を流す姿も見られた。

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