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大阪の「まん防」、延長に 感染者急増でパーティション再購入のオフィスも

北御堂に掲げられた医療従事者へ感謝を伝える看板

北御堂に掲げられた医療従事者へ感謝を伝える看板

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 大阪府に発出中の「まん延防止等重点措置」が2月21日、延長された。

パーティションと除菌クリーナーを置いたデスク

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 現在、コロナによる重症者の約80%が70代以上。大阪府のホームページでは高齢者への感染が拡大中と訴え、「高齢の方・高齢者と日常接する方等は感染リスクの高い場所への外出は控えてください」と注意を呼び掛けている。

 飲食店のゴールドステッカー認証店の営業時間は引き続き5時~21時で、酒類の提供時間は11時~20時30分の時短を要請する。経済界へも在宅勤務、時差出勤など人との接触を低減する取り組みを進めるように促す。

 本町に事務所を構える金融系企業では2月に入り、62人のオフィスで7人がコロナに感染。オフィス内では社員同士の濃厚接触を避けるため、隣と1メートル以上離れるようにデスクをレイアウトし直したという。管理職の一人は「各デスクのパーティションも、より遮蔽(しゃへい)性の高いものに買い直した。事務所の予算に影響が出たため、社内施策も変更予定」と打ち明ける。

 本町の靴修理店の店主は「店内から外の人通りを見ても、テレワークはどんどん進んでいる実感がある」と明かす。「人が動かないと経済を動かすのは難しい。感染防止は重要だが、国や自治体は経済の動きを止めないような施策をしてもらえたら」と期待を寄せる。

 現時点では、3月6日までを予定。

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