居酒屋「なるとキッチン大阪本町店」（大阪市中央区瓦町4 、TEL 06-6231-7610）が10月26日、大阪・本町にオープンした。

ボリュームたっぷりの「若鶏半身揚げ」

　店舗面積は約18坪で、席数は28席。経営はCDやDVDなどの製造・販売などを手掛ける「ケーフィット」（門真市）。

　看板メニューは小樽名物という若鶏の半身揚げとザンギ。社長の桑原広行さんは4年前に小樽へ事業進出。現地のスタッフに教えてもらったという若鶏の半身揚げとザンギのおいしさに、「ファンになった。おいしい料理に出合ったことで飲食店を手掛けたいと思った」と明かす。

　同店の若鶏半身揚げ（単品1,200円）は、塩ベースの下味を付けて素揚げしたもので、店長の宮田順吉さんは「若鶏のジューシーさや柔らかさを楽しめる」と説明する。ランチはザンギが3個入った「小樽ザンギ定食」（830円）が人気という。桑原社長は「ザンギは1個当たり90グラムで一般的な唐揚げの2倍の大きさ」と胸を張る。食べきれない人には持ち帰り用の容器も渡し、フードロス削減も目指しているという。

　桑原社長は「ランチがおいしかったと言ってくれて、夜に同僚と飲みに来てくれたお客さんもいた」と笑顔を見せる。「ザンギ以外も、北海道ならではの魚介類やチーズなどをそろえている。大阪に現地のおいしい料理を広められるよう、今後も店舗を増やしていけたら」と意欲を見せる。

　営業時間は、11時～14時30分、17時～23時。日曜定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。