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北浜の海鮮居酒屋「シマネヤ」3周年 オリジナル日本酒「シマネビト」の提供も

カウンターで「シマネビト」のボトルを持つ店長の伊藤さん

カウンターで「シマネビト」のボトルを持つ店長の伊藤さん

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 海鮮居酒屋「シマネヤ」(大阪市中央区高麗橋2、TEL 06-6227-8663)が11月1日、大阪・北浜にオープンして3周年を迎えた。

入荷があった日のお薦めメニュー「アオリイカ姿造り」

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 店舗面積は20坪、席数は38席。店長の伊藤芳充さんは大阪出身で、広告営業マンから転身した。勤めた居酒屋の社長が島根県出身だったため食材調達のため同県に通い、旭区・関目高殿の1号店に続く2号店として2018(平成31)年、北浜に同店を開業した。

 メニューの目玉は同県で取れた旬の魚介で、仕入れによってグランドメニューとは別に日替わりメニューも用意する。夜はコース料理のほか、あごだしと葉物野菜が特徴の「松江おでん」などの一品料理をそろえる。昼は料理を石州瓦に盛った「石州瓦御膳」(1,200円)をはじめ、定食3種類を提供する。

 地酒は約25種類。お薦めは、利き酒師でもある伊藤さんが酒米作りから関わっているオリジナル日本酒「シマネビト」で、1号店での提供を含めると提供して7年目という。

 来店者の多くは島根に祖父母がいたり単身赴任経験があったりするなど同県に縁がある人という。40枚集めると「出雲大社へのペア旅行宿泊券」と交換できるポイントカードは、これまで20人以上が獲得。中には3回行った人もいるという。「実はスタッフに出身者はいない。広い島根の各地域の良さを、だからこそ共有できる」と話す伊藤さんは、「今後も島根を身近に感じてもらえる店でありたい」と意欲を見せる。 

  営業時間は、11時30分~14時、17時~翌1時。日曜定休(土曜・祝日は夜のみ営業)。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。

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