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堺筋本町に和食店 羽釜炊きご飯の朝食7種類、だしは料理で使い分け

釜とだしの材料をデザインしたバナーが掛かる外観

釜とだしの材料をデザインしたバナーが掛かる外観

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 「釜炊きごはんとお出汁(だし) ゆずな」(大阪市中央区安土町1、TEL 06-4256-0700)が10月4日、大阪・堺筋本町にオープンした。

朝食メニューのおにぎり2個と焼き魚のセット

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 難波で1947(昭和22)年に創業した「鰻(うなぎ)、川魚料理 川富」がルーツの西天満「日本料理 ゆずな」の2号店になる。店長の甲斐久孝さんは「朝から夜まで忙しく働く人を応援する店を出したかったのが実現した」と説明する。

 席数は25席。メニューは、朝・昼・夜の時間帯で異なる。朝食は7種類を提供する。昼には麺や丼の単品に加えおひつご飯の定食を、夜には、懐石・コース、一品料理も、それぞれ用意する。

 提供するご飯は羽釜炊きで、だしは料理によって使い分ける。みそ汁や吸い物にはかつお節とまぐろ節、うどんにはうるめとサバ節を使う。朝食は、おにぎりと焼き魚のセット(850円)や卵かけご飯(650円)、だし茶漬け(850円)がよく出るという。甲斐さんは「昼は、製麺所から生麺を取り寄せているうどんも人気」と話す。昼と夜には「川富」の伝統を継ぐといううなぎ料理のセット(2,200円~)も提供する。

 朝の時間帯には夜勤明けの女性客も多く来店するといい、甲斐さんは「コーヒーもいいが、おだしで目覚める体験を薦めたい」と笑顔を見せる。

営業時間は、朝=9時~11時、昼=11時30分~14時30分、夜=17時~21時。第2・第4土曜、日曜定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。

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