ナッツミルク専門店「KARASHIMA NUT'S MILK(カラシマ ナッツミルク)」(大阪市西区西本町2、TEL 06-4400-9736)が8月5日、大阪・阿波座にオープンした。
ナッツミルクとは、ナッツなどから作られた牛乳不使用の植物性ミルクの総称で、豆乳やアーモンドミルクなどを指す。同店ではアーモンドとカシューナッツを独自に配合。店内の調理場で作った新鮮なナッツミルクをテークアウトで販売する。
店主の唐島和義さんは12年間サッカーコーチとして活動し、セレッソ大阪でも指導経験があるという。植物由来の食品に注目が集まる中、栄養価が高いというナッツミルクの効果に着目。牛乳からナッツミルクに置き換えたところ体調などで「好感触を得た」ことが、ナッツミルクを作り始めたきっかけになったという。
メニューは「プレミアムナッツミルク」の無糖、黒蜜とはちみつ味(各650円)、ほうじ茶味(700円)など。「植物性ミルクはそのままだと薄いので、コクを出すために試作を数百回行った」と明かす。アーモンドの香りとローストした時のほろ苦さ、カシューナッツの甘みを引き出すために塩を加えるなど工夫を重ねたという。
9月中にネットショップもオープンする予定という同店。「搾りたてを飲んでほしいので実店舗の展開も考えている。食事の選択肢を増やせるという実感を持ってもらえたら」と期待を寄せる。
営業時間は11時~19時。日曜定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒などを行って営業している。