自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「CLOCKWORK ROASTERS(クロックワーク・ロースターズ)」(大阪市西区京町堀3)が9月、オープンして5周年を迎える。
店主の山村和幸さんはアメリカ村のカフェなどで勤務経験後に同店をオープン。ラテアートの世界大会に出場経験があるという。同店のコーヒーは生豆で買い付け、豆の個性に合わせて店内で焙煎する。豆はその時期ごとに一番いい産地から仕入れているといい、常時3~5種類の豆を用意しているという。
3年前からはかき氷も提供。作り方はかき氷の有名店で教わったといい、通年で常時2~4種類を用意する。「これからの季節はいちじくなどを出す予定。冬はチョコやナッツ、かんきつ系のかき氷などを出している」と説明する。
9月25~27日は5周年イベントでパフェを出すという同店。ピスタチオアイスにマスカルポーネクリームなどを合わせたパフェで、コーヒーゼリーを粒状にした「コーヒーキャビア」を添えて提供するという。
「コーヒーを目当てに来てくれたお客様がかき氷を好きになったり、逆にかき氷好きの人がコーヒーを好きになることも。店をきっかけに両方の良さを知ってもらえることが楽しい」と笑顔を見せる山村さん。「コロナで1年先のこともわからない状況だが、目の前のお客さまを大事にして店をこれからも続けていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は11時~21時(営業時間は大阪府の時短要請に従う。緊急事態宣言中は酒類の提供はなし)。火曜定休、月に1~2回不定休あり。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。