間借りカレー店「スパイスカタツムリ」(大阪市靱本町1)が8月19日、大阪・本町にオープンした。
席数は9席。7月にオープンしたバル「TEN TO SEN(テントセン)」でランチタイムに営業する。
同店は阿波座のイタリア料理店「Chiocciola(キオッチョラ)」と創作和食店「菜々竃(ななかまど)」がコラボして営業する。提供するメニューは「A カタツムリプレート」と「B カタツムリライトプレート」(各1,000円)の2種類。それぞれ牛タンのコンソメスープ、ココナツのサンボル(スリランカ風おかず)、カレー風味のライスコロッケ、無水チキンカレーなどが付く。キオッチョラの店主・谷和浩さんは「お客さんの声を聞きながら、内容は変更していく予定」と言う。
両店舗の店主は古くからの知り合いで、9月からセントラルキッチンを共同経営するという。今後はネット販売やデリバリーにも参入予定と明かす。「ほかの飲食店の仕込み代行事業も手掛けたい。コロナ禍を受け、ネット販売やデリバリーを望みながらも認可の関係もありスタートできない店が多い。そんな店の手助けをできたら」と力を込める。
実店舗では、涼しくなったら靱公園で食べられるようテークアウトも対応する予定という同店。「酒が飲めるようになったら料理に合うアルコールも出せれば」と意欲を見せる。
営業時間は11時30分~14時。水曜定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーティションの設置などを行って営業する。