4月25日、大阪・兵庫・京都・東京の4都府県に3回目の緊急事態宣言が発出された。
期間は5月11日までを予定。4月5日に始まった「まん延防止等重点措置」に続いて、飲食店には20時までの時短営業を要請する。酒類やカラオケ設備を提供する店には休業を要請する。
大阪市では小・中学校に学習用端末を配布、一部リモート授業を開始した。幼稚園には午前中のみの時短保育を要請する。
船場エリアの商業施設では対応が分かれている。酒類を提供する飲食店は期間中、臨時休業する店があるほか、酒類の提供を休止してランチ中心の営業に切り替える店も。ショッピングビル「淀屋橋odona」では、1階の食料品店「メルカートピッコロ」と地下の「ファミリーマート」以外は全館休業。北浜の商業ビル「ザ・北浜プラザ」は店舗によって対応が異なる。
26日、昼過ぎの靭公園では明るい日差しの下でランチを取る近隣会社員や、公園を通り帰宅する幼稚園児と母親の姿などが見られた。園内では見頃を迎えたバラにスマホを向ける人や、楽器の演奏をする人も。小学校では給食後に児童が帰宅するため、校門前は迎えに訪れる保護者の姿もあった。