中華とイタリアンの店「テンシンランラン」(大阪市西区立売堀4、TEL 06-6626-9870)が5月、大阪・阿波座にオープンして5周年を迎える。
同店の看板料理は点心とピザ。店主の岡田源貴さんは約10年間中華料理店で勤務。「新しい料理をやってみたかった」という思いからその後約5年、イタリアンやスペイン料理店でも調理経験を積んだという。店舗面積は60坪で、席数は80席。
同店の点心の生地は国産小麦粉、ピザはフランス産を使い分ける。発酵させるイーストはいずれも生イーストを使う。ドライイーストより生地が「もっちり仕上がる」という。
点心の種類は10種類以上。人気があるというのは「しそ焼売(シューマイ)」が入った3種盛り(539円)で、デザートにはパンダやひよこの形をした「パンダ&ぴよまん」(759円)がよく出るという。
ピザは店内の石窯で焼き上げる。マルゲリータやビスマルク(各1,320円)など定番メニューを4種類そろえるほか、客からの「こんな味のピザが食べたい」というリクエストを受けて作ることもあると明かす。
現在8~9割は常連客という同店。3年前に改装し席数は2倍になったという。岡田さんは「常連さんに支えられた1年だった」と振り返り「これからも地域に根差し、愛される店作りをしていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は、11時30分~14時、17時30分~23時(土曜と祝日はランチ営業休み。営業時間は大阪府の時短要請に従う)。日曜定休。新型コロナウイルス対策として席はビニールカーテンで仕切り、定期的な消毒や清掃、換気などを行って営業する。緊急事態宣言中は酒類の提供はなし。